【体験レポ】おたる潮まつり最終日を深掘り!感動のフィナーレを穴場スポットで満喫

北海道の祭り!!

おたる潮まつりってどんなお祭り?【最終日のハイライトへ向けて】

北海道の短い夏を鮮やかに彩る、活気あふれる一大イベント「おたる潮まつり」。毎年夏、小樽の街が一体となって盛り上がるこのお祭りは、地元の人々はもちろん、観光客にとっても忘れられない夏の思い出を作ってくれます。

2025年は7月25日(金)から27日(日)の3日間、小樽港第3号ふ頭や市内中心部を舞台に開催されました。私は今回、このお祭りの最終日である7月27日(日)に初参加!前日まで雨が降っていたので天候が心配でしたが、当日は曇り空ながらも無事に開催され、その熱気と感動のフィナーレを存分に味わうことができました。

小樽の豊かな港の歴史と文化を受け継ぎ、「潮に輝く、ふるさとの鼓動」というテーマのもと、毎年個性豊かな催し物が数多く行われるこのお祭り。3日間の開催期間中、約88万人から90万人もの人々が訪れるというだけあって、街全体がまさに祭り一色!昼夜問わず様々なプログラムが楽しめるので、どこへ行っても祭りの熱気に包まれているのが印象的でした。

潮まつりの歴史を辿る【小樽が誇る夏の伝統】

おたる潮まつりは、単に賑やかなだけではなく、小樽の歴史と文化がぎゅっと詰まったお祭りなんです。そのルーツは、1950年に始まった「港まつり」にあります。港町・小樽市が、地域の経済と文化を盛り上げようと企画したのがきっかけだそうです。この「港まつり」が、1967年に「おたる潮まつり」と改名され、現在のスタイルへと進化していきました。

このお祭りは、単なる観光イベントに留まらず、小樽の地域文化を未来へつなぐ、とても重要な役割を担っています。地元の学校や企業、市民の方々が幅広く参加し、小樽の伝統や風土を次世代に受け継ぐ努力がされています。だからこそ、多くの地元住民にとって、夏の訪れを告げる大切な風物詩として愛され続けているのでしょう。

私が体験したおたる潮まつり最終日!熱気と感動のクライマックス

さあ、ここからは私が実際に体験したおたる潮まつり最終日の様子を詳しくご紹介します!

曇り空を吹き飛ばす会場の熱気!広大な屋台エリアに大興奮

私が訪れた最終日は、前日までの雨が嘘のように止み、曇り空ではありましたが、お祭りを楽しむには最高のコンディションでした。小樽港第3号ふ頭のメイン会場に到着すると、まずその広さと屋台の多さに圧倒されました!

屋台エリアは大きく3ブロックくらいに分かれていて、それぞれに異なる雰囲気の屋台がずらり。定番のたこ焼きや焼きそばはもちろん、小樽ならではの海鮮グルメも豊富です。今回私が特に目を引かれたのが、ジンギスカンの屋台です!香ばしい匂いに誘われて、ついつい立ち寄ってしまいました。熱々のジンギスカンは、お祭りの活気と相まって最高の味!歩き疲れた体に染み渡り、エネルギーをチャージできました。

会場内を歩いていると、威勢の良い掛け声とともに神輿(みこし)が練り歩いているのを発見!その迫力に思わず足を止め、たくさんの写真を撮りました。担ぎ手たちの熱気と、それを応援する観客の熱気が一体となり、お祭りならではの活気を感じることができました。

花火前の感動体験!オロナミンC提供のドローンと「愛はかつ」の光景

花火大会が始まる前の時間帯、会場のステージでは様々なイベントが行われていました。その中でも特に印象的だったのが、ドローンを使ったイベントです。夜空に無数のドローンが舞い上がり、美しい光のショーを繰り広げるんです。

このドローンイベントは、なんとオロナミンCの提供だったんです!午後4時からは、オロナミンCの無料配布も行われていて、暑い日差しの中で冷たい一本はまさに救世主でした。

そして、このドローンイベントと連動して行われたのが、会場にいる全員での「愛はかつ!」大合唱でした。夜空に飛ばされたドローンが光で歌詞を映し出し、それに合わせて祭り参加者全員が歌声を響かせるんです。ナレーションを担当されていたのは、声優の杉田智和さんの声で、まさかお祭りの会場で杉田さんの声が聞けるとは夢にも思わず、驚きと興奮でいっぱいになりました。このメッセージが夜空に響き渡る光景は、忘れられない感動を与えてくれました。

圧巻のフィナーレ!「道新納涼花火大会」と穴場スポット

そして、おたる潮まつり最終日のクライマックスといえば、やはり「道新納涼花火大会」です。花火はお祭りのメイン会場である小樽港の埠頭から打ち上げられ、その迫力は凄まじいものがあります。

会場近くでは有料観覧エリアも設けられていて、チケットを事前購入すれば、混雑を避けて落ち着いて花火を鑑賞できるようです。私も迷いましたが、今回はもう少し自由に動いてみたいと思い、チケットは購入しませんでした。

そこで、メイン会場の混雑を避けて、少しでも落ち着いて見られる場所を探そうと、小樽築港の方向へ歩いて移動してみました。

しばらく歩くと、途中の歩道から花火が見やすいポイントを発見!(写真の2番になります!)ここからでも打ち上がる大きな花火は十分に楽しめ、いくつか写真も撮ることができました。ただし、埠頭のすぐ近くに比べると、小さな花火や全体像はやや見えにくいかもしれません。

さらに足を伸ばして先の公園(写真の3番になります!)まで行くと、ここも同様に大きめの花火しか見えませんが、埠頭周辺よりもはるかに人数が少なく、とても落ち着いて花火を鑑賞することができました。

どちらの穴場スポットも、花火全体を間近で見る迫力には劣りますが、人混みを避けたい方や、座ってゆっくり見たい方には非常におすすめです。特に、夜の海面に映る花火の美しさは、港町・小樽でしか味わえない特別な景色です。

花火が打ち上がるたびに、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こり、感動で胸がいっぱいになりました。最高の夏の思い出となりました。

おたる潮まつりを最大限に楽しむための私の体験談とアドバイス

初めておたる潮まつりに参加してみて、これは知っておくとさらに楽しめる!と感じたポイントをいくつかご紹介しますね。

会場までの道中も楽しもう!「おたるガラス市」

JR小樽駅から会場へ向かうまでの道中には、「おたるガラス市」も開催されていました。小樽らしいガラス製品、特に涼しげな風鈴などがたくさん売られていて、見ているだけでも楽しかったです。少し寄り道して、お気に入りの一品を探してみるのもおすすめですよ。

交通アクセスはJRが断然おすすめ!

おたる潮まつりのメイン会場は小樽港第3号ふ頭と市内中心部で、JR小樽駅から徒歩約10分とアクセスは非常に便利です。ただ、祭り期間中は本当に多くの人で賑わうため、周辺の交通規制も実施されます。なので、余裕を持った移動計画を立てるのが賢明です。

特に花火大会終了後は臨時列車も運行されるので、JRの利用が特におすすめです。車での来場も可能ですが、事前に駐車場の情報を確認し、公共交通機関との併用を考えるとスムーズに移動できると思いますよ。私もJRを利用しましたが、乗り換えも少なく、とても快適でした。

今年は特に暑さ対策が必須!トイレ事情もチェック

私が訪れた今年は、特に気温が高く、暑さ対策は必須だと感じました。帽子や日焼け止めはもちろん、こまめな水分補給が本当に大切です。会場内には、多くの屋台で冷たい飲み物が売られていましたが、水筒を持参するのも良いでしょう。

また、意外と気になるトイレですが、私の印象では仮設トイレも充実しているように感じました。安心して長時間楽しめるのは嬉しいポイントですね。

昼と夜、そして穴場での楽しみ方!

おたる潮まつりでは、昼の活気あるパレードや屋台散策、そして夜のドローンショーと花火大会と、時間帯で異なる楽しみ方ができます。

花火鑑賞に関しては、メイン会場の有料観覧エリアでチケットを購入すれば、落ち着いて間近で迫力を味わえます。私のように人混みを避けてゆったり見たい場合は、小樽築港方面の歩道や公園といった穴場を探すのもおすすめです。大きめの花火しか見えませんが、人混みを避けて落ち着いて鑑賞できるのは大きな魅力です。ご自身のスタイルに合わせて、最高の鑑賞場所を選んでみてください。

初めて参加する人へ!私の持ち物リスト

初めておたる潮まつりに参加する際には、いくつか準備しておくと安心です。私が持って行って良かったと思ったのは、こんなものたちです。

  • 疲れにくい靴軽量バッグ: 会場では長時間歩き回るので必須です。
  • 帽子日焼け止め: 日中の暑さ対策に。
  • 水筒: こまめな水分補給ができます。
  • 敷物簡易な折りたたみ椅子: 夜の花火大会鑑賞時に特に便利!
  • 現金スマートフォンでの決済手段: 屋台は現金のみの場所もあるので両方あると安心です。
  • 小さめの雨具: 北海道の夏は急な雨もあるので念のため。

周辺観光スポットも一緒に楽しむ欲張りプラン!

せっかく小樽まで来たなら、おたる潮まつりだけでなく、周辺の観光スポットも一緒に楽しむのがおすすめです!

歴史ある街並みが魅力の小樽運河は、昼と夜で異なる表情を見せてくれます。運河クルーズなども楽しめるようですが、私は今回は見送りました。小樽市に点在するガラス工房巡りも、素敵な体験ができますし、お土産選びにも最適です。また、新鮮な海の幸を味わえる地元の市場は、食いしん坊にはたまらないスポット!

潮まつりの開催時間を把握しながら、観光と祭りをバランスよく組み合わせることで、小樽の魅力を余すところなく満喫できるでしょう。


まとめ:おたる潮まつりは全世代におすすめの感動イベント!

今回、初めておたる潮まつりに参加してみて、本当に素晴らしい体験ができました。このお祭りは、単に「楽しむ」だけでなく、小樽の歴史や地域文化の奥深さを知る良い機会だと心から感じました。

地域の魅力を最大限に引き出す祭り

おたる潮まつりは、小樽市が誇る地域イベントとして、北海道中のみならず全国からも注目されている理由がよく分かりました。「潮に輝く、ふるさとの鼓動」というテーマのもと、小樽の自然や文化を存分に感じられる催し物が満載です。小樽港を中心に繰り広げられるパレードや花火大会は、小樽という街の魅力を観光客に伝える絶好の機会ですね。この祭りを通じて、地元の歴史や文化が縁となり、多くの人々が感動を共有できる点が大きな魅力です。

世代を超えたつながりを楽しむ

そして、私が特に感動したのは、このお祭りがあらゆる世代の人が楽しめるように工夫されている点です。お子さんから高齢者まで、誰もが笑顔になれる催しが用意されているんです。昼間の「潮ふれこみ」では小さな子どもたちがはしゃいでいる姿を見かけましたし、夜にはドローンショーでの大合唱や花火大会を家族や友人、恋人とともに堪能している人たちがたくさんいました。このように、世代や立場を超えてすべての人に楽しい時間を提供してくれるのが、おたる潮まつりの真骨頂だと感じました。

次回の潮まつりに参加するための計画を!

2025年の「第59回おたる潮まつり」も盛大に開催され、本当に最高の思い出ができました。もし来年も参加するなら、今回学んだことを活かして、もっと完璧な計画を立てて臨みたいですね!

交通アクセスやチケット購入、有料観覧エリアの場所取りなどは、公式サイトでこまめに情報をチェックして準備を進めることをおすすめします。また、小樽市中心部での宿泊施設は例年早めに埋まる傾向があるので、早めの予約が鍵となります。さらに、会場近くでの食事や周辺観光も計画に含めることで、より充実した体験を楽しむことができるでしょう。

おたる潮まつりは、単に賑やかなだけではなく、小樽の歴史と地域文化の奥深さを味わえる貴重なイベントです。地域の方々の熱意が継承されてきたこのお祭り、ぜひ皆さんも「おたる潮まつりにいってみた」というブログや現地取材をきっかけに、忘れられない夏のひと時を体験してみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました